2002/04/2〜3

本音は、カタクリも見てみたい気持ちは一杯でしたが・・・・

 雁俣山/熊本県

 んー、そろそろどこか登りたいね!長女が中学校へ、次男が小学校へ行く春である。そんな春休みに、いつもの水曜休みの私に合わせて、正月以来の家族6人登山を計画した。
 夕食が済み、支度を整え8時半に自宅を出発した。西都市〜西米良村〜湯山町〜五木村〜五家荘〜二本杉峠のコースをたどる。カーブの多いコースだが、夜間の走行は、対向車のライトが確認できて走りやすい。約3時間半で、登山口となる「二本杉峠」に到着した。ここの展望台広場にテント泊することにした。テントを張り始めると、ポツリポツリと雨が落ちてきた。この展望台からは、清和村方面の夜景か綺麗に見えていた。
 車内で、女房とワインを回し飲みする。子供達も、お腹を空かせて目が覚めたようだ。ワイワイ賑やかな夜食で楽しかった。ワインが回ってきたところで、シュラフに潜る。車中に、ママ・長女・次男。テントに私・次女・長男。雨がテントを叩いていた。


ガスがかかる雁俣山

東屋が有り難い台所

一応、雨具仕様で準備完了

快適な登山道

 去年、5月連休後に来たとき、カタクリの花は終わっていた。今年、少し早すぎて、ツボミだった。あと、10日もすれば、たくさんの可憐な花に会えることだろう。でも、今日の一日は、ゆっくり過ごしたかった。1時間足らずで登れるコースだかが、全員でいる充実感は大きい。
 いつも手をつないでいた次男が、先頭を歩いた。いつもの家族山行は、君のペースで歩いているんだから誰も気にしていない。家族のペースバランスは、そう出来ている。早く歩けることは、何の自慢にもならない。一緒に歩く事の嬉しさや楽しさを、そうやって培ってきたのだから・・・。


長男の着ているフリースは、長女に買って、次女も着てのお下がり。
次男の服も、そういうお下がり・・・、それを嬉しがる子供達である。
それを見て、子供達の成長を感じる私と女房である。

     
出合い・・・
ホソバナコバイモ
シキミ カタクリ
ヒカゲツツジ アセビ
コミヤマカタバミ シロモジ

西米良村「カリコボーズの湯」
大人300円/子供200円
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