2001年6月13日
電脳山の会「
やまびこ会」の分科会「ひらびこ会」例会

扇が鼻岳・岩井川岳
天上の花の楽園を歩いた・・・!

 梅雨空の合間に、各山域が、花の時期を迎える。平日休みの水流渓人には、とてもありがたい山仲間の山行だ。宮崎からの参加は、私1人となったが、久住/牧ノ戸峠までは、3時間である。
 今回の参加者は、4名である。好きなことをやるのに、理由はいらない。集合すると、満面の笑顔!胸に期待を込め、イザ出発!


久住高原より、右の一番高い山「扇ガ鼻岳」、その左なだらかな「岩井川岳」


見送りに来てくれた「やっさん」をまじえて、スタートの牧ノ戸峠で・・・。
(左から、やっさん山ひとすじさんしげさん・水流渓人・ゆうさん)
 【牧ノ戸峠〜沓掛山〜扇が鼻〜岩井川岳〜瀬の本登山口】の行程。

 ひょいと、沓掛山。うぁーーいと、扇が鼻。どっひゃーと、岩井川岳。よしよしと、下山。理由は、簡単。天気もなんとか大丈夫。ミヤマキリシマは深紅の絨毯を、これでもかと広げて出迎えてくれたのだ。
 足下には、「マイズルソウ」「イワカガミ」「コケモモ」。溜息をつく間もなく、今度は、ドウダンツツジが、白・ピンク・赤と、天の川の如く、トンネルの様に続いている。


ベニバナニシキウツギ


沓掛山


マイズルソウ


国指定の天然記念物「コケモモ」

水流渓人の登山日記

 今年、各地で「ミヤマキリシマ」の葉やつぼみを食べる、ガの幼虫の食害が報告されている。「キシタエダシャク」「クジュウフユシャク」というガの幼虫だか、霧島山や、ここ九重山でも「平治岳」「大船山」は深刻の様だ。しかし、扇が鼻斜面は、大した被害もなく、素晴らしい景観を楽しませてくれた。


ドウダンツツジごしに、星生山を振り返る

まさに、扇が鼻斜面は、ミヤマキリシマの絨毯

扇が鼻1698m

岩井川岳(いわいごうだけ)を見下ろすと、
優しい曲線の草原だ。

ドウダンツツジ

ツクシドウダンツツジ

 左からしげさん、山ひとすじさん、水流渓人、ゆうさん。気のいい山仲間だ。下山時、雨となるが、こんなに楽しい山歩きは無いと思った。
 たくさんの花に出会えた。楽しく、旨い酒も飲めた。旨い料理?そんなもん必要あるまい!仲間の笑顔と、今度の計画を練りながらの会話で十分。

 いつもの言葉。「また会えましたね。」「またご一緒しましょうね。」

やまびこ会・山行レポートのページへ

 下山後は、おきまりの温泉で汗を流す。今回は、ゆうさんの案内で、「やまなみ牧場/まきばの温泉館」へ。(500円)
 そして、牧ノ戸峠で見送ってくれた「やっさん」経営の、
ログハウス貸別荘「星座」へおじゃました。バリアフリー仕様のログハウスは、テラスから九重山を一望できる。ぜひ、宿泊山行をしてみたいものである。

Copyright 2000-2001 水流渓人 All Rights Reserved  

 BACK

inserted by FC2 system