2001年3月21日

ひょんな事から、長女「5年2組」第5時間目の授業を引き受けた。
水流渓人の母校でもある、西都市立妻北小学校を30年ぶりに訪れる。

 先生からの依頼を、長女には内緒にしていた。2時の約束で、教室へリュックを背負い訪れた。参観日にも来たことがない。まさに、卒業後30年ぶりである。教室横のローカに、長女が出てきた。「お父さん、帽子をかぶらんと、恥ずかしいがぁ・・。」親父のハゲ頭が、クラスメートに恥ずかしそうだ。

 テーマは「遊び」。

水流渓人の遊びが、子供達にどう受け止められるか、とても楽しみである。

「遊び」は、真剣でないといけない。ルールもある。積極的に、取り組む。そのためには、一生懸命働かなくてはならない。

次第に、子供達の目が輝き始める。

  「春」渓流釣り、「夏」カヌー、「秋」登山、「冬」スキー・・・、年間を通し、続けているのが山歩きだと話す。

リュックの中から、次々に登場する登山用品に、ますます身を乗り出し始める。ツェルト・エマージェンシーブランケット・ドライフーズ・コンロ・・・・、もう、魔法の道具達に、真剣に聞き入ってくれる。

本日のポイント

その1
「真剣に遊ぶ。一生懸命遊ぶ。」
その2
「遊びにもルールはある。」
その3
「知識を広げると、もっと遊びは楽しい。」
その4
「遊ぶためには、働く。」

「皆さん、おじさんを誰か知っていますか?」
「○○○ちゃんのお父さん。」
「いいえ、おじちゃんは、遊ぶときは、水流渓人といいます。一体、何歳に見えますか?」
「40」「50」・・・・「20!」
「そう!もっと若いです。それはなせか?それは、まだ毛が生えそろってないからです。」
(爆)よしよし!

「これを何と言いますか?」
「帽子!」
「いいえ、水流渓人の場合は、ハゲ隠しと言います。」

(爆)
よかったよかった。

その傍らで、結構マジに恥ずかしがっている長女が、視界に入る。でも、しだいに親父の話に引き込まれていくクラスメートを見ると、明るい表情に変わってきた。

下校時、男子達に、「楽しいお父さん。」「一緒に釣りに行きたい。」「家に遊びに行ってもいいか?」と言われたそうだ。

 今日聞いた話を、何かの拍子に、思い出してくれる日が来る事を願いつつ・・・。

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