世界遺産の地へ
屋久島/屋久島青少年旅行村

1999/8/12〜15「宮之浦岳登山・屋久島観光」時利用

   青少年旅行村           鹿児島県熊毛郡屋久町栗生
     使用申込先  4/1〜10/31・・・09974-8-2871(開村期間)
               2/1〜3/31・・・・09974-6-3221
入村料 大人1人1泊
小人1人1泊

400円
300円

テント持込  

200円

バンガロー
pm3:00
〜am10:00
1棟4人まで
1人増す毎に

12、000円
1、000円

トイレ・炊事場・温水シャワー
*レンタルカヌー(1艇1時間700円)
*キャンプ場から先に、海亀観察小屋や塚崎タイドプールがあり、シュノーケリングが楽しめる。

場内の案内図(29KB)・・・クリック  交通案内(18KB)・・・クリック

予約2月1日〜(開設期間4月1日〜10月31日)

 山登りを始めて、「九州最高峰」「宮之浦岳」「世界遺産」「降水量」「屋久杉」、日増しに屋久島が頭から離れなくなった。しかし、スタイルは家族登山・・・。あきらめ気味であったが、日帰りで義弟と登る許可が女房より出た。
 できれば、縦走でゆっくりと行きたい所だが、宮之浦岳のピークハントであっても十分納得する様、気持ちを入れ替えた。突然の決定だったので、バンガローの予約は無理と思ったが、出発1週間前に電話するとキャンセルが出ていた。登山や観光が伴うと、バンガローは便利である。しかも、雨の多い屋久島には心強い。
 自然がたくさん残る、旅行村は素晴らしかった。左に河口、右に磯のタイドプール、そして、キャンプサイトは適度な林である。河口で潜るとおもしろい、潮の干満で起こる現象で、上層が淡水、下層が海水、足下が揺らいで見えた。シーカヤックが、ゆっくりと滑る。
 
遠く落雷の光が見えている。宮之浦岳はその姿を許してくれるのだろうか。 「山頂は雨で、全然でした。」と、挨拶を交わす。
登山口に朝5時半、身支度を整え記念撮影。森から「屋久鹿」がこちらを覗いている。おまけに、屋久杉がすごい形相でたちこめていた。 まさに太古の森は、すべて忘れさせてくれた。優しい気持ちにしてくれた。ウォーミングアップ出来る頃「淀川小屋」へたどりつく。聡明な淀川の水が目にしみる。
 「花之江河」・・・我が国で、もっとも南にある泥炭湿原と言われる。泥炭は、ミズゴケやスゲ類が分解することなく堆積した、黒色の泥土で、乾燥させると燃える。時を忘れるほど、静かに時間が流れている。美しさも度を超すと、声が出ない。
快晴の宮之浦岳をバックに。 誰が置いたんだ!と言いたくなるほど、奇岩が多い。
山頂は快晴、しかし、この後30分で雲に包まれた。 屋久猿。フロントガラスに飛びついてきた。

 淀川登山口から4時間半、午前10時に山頂着。これじゃ、ゆっくり楽しめない。3泊使った縦走をしてやる!と、心に誓った。携帯で、登山口へタクシーを呼んでいる人がいた。

観光客から、相当エサを与えられるのだろう。ヤクスギランドへ向かう沿道には、たくさんの猿がいる。何の遠慮もなく車にしがみつき、1キロ以上走った。

樹海は半端でないぞ。 二股杉で雨宿り。
ヤクスギランド、自然のままに木道が配置してある。ゆっくり3時間かけて散策する。かつて、ここから屋久杉を運び出したのだ。 ようやく、屋久島の雨の洗礼を受けるが、晴れていても雨具を携帯していた我が家はゆっくり歩けた。

「千尋滝」花崗岩4000×20メートルの1枚岩から水を落とす。

日本の滝百選「大川の滝」落差80b

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